
食品のパッケージでは、商品の内容を連想させるために色を使うことが多いです。もしくは、色から連想しにくいもの、競合他社が多いジャンルなどでは、メーカー・商品のブランドを示すのに使われることもあります。
色で示す食品は果物類が多いようです。これは果物が多種類でたくさんの色であるからと思われます。また食品のフレーバーに使われることが多いせいもあるかもしれません。
海外のネットショップなどを眺めても、大体、日本と同じ色が同じように使われています。
(一部違うのは、リンゴが緑だったり、ベリーが海外では豊富なこと。前者は『日本語と外国語(著)鈴木孝夫』にも載っていたけれど、フランスなどではリンゴは緑らしい。ベリーは日本でもブルーベリーなどが馴染みになってきましたが、海外ではラズベリーやクランベリーなど色々な種類があります。これらは赤系・紫系)
目についた色と食品の分類。
赤
トマト、スイカ、イチゴ、りんご(日本)、梅、唐辛子

青
ソフトドリンク、アイス・氷菓、ラムネ、(ミント菓子)

黄色
レモン、グレープフルーツ、バナナ、ラーメン・麺類、卵、カレー、パイナップル、チーズ
橙
オレンジ、人参、パプリカ、海老、かぼちゃ、柿
緑
青りんご、お茶・抹茶、野菜、サラダ類、グリーンカレー、昆布海苔など海藻系、ミント

紫
葡萄、ブルーベリー、紫蘇、サツマイモ
ピンク
桃、さくらんぼ

茶色
チョコレート、カカオ、コーヒー、コーラ、ソース、キャラメル、カレー
白
小麦粉、ホワイトチョコ、ミルク・牛乳
黒
リコリス(海外)、海苔、刺激的・辛い
