色、いろいろ - 色彩心理学からファッション、調査・分析、雑学まで、色の意味や分類・使われかたなど、色にまつわるいろいろなこと。

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青い薔薇-Blue rose


薔薇色は何色?」のところでも触れてますが、青い薔薇についてのあれこれ。(色というより青薔薇についての雑学になってます)

薔薇には青の色素がないため、長い間、青色の薔薇は不可能とされてきました。それで品種改良で青に近づけようと試みられてきたそうな。自然交配では「ブルームーン」「ブルーヘブン」「ターンブルー」「青龍」などが有名です。ただしこれらも紫がかっていたり薄かったりして「青」というには首を傾げるものも多いです。けれど、青い薔薇はそれくらい難しいということらしい。

近年ではサントリーなどが遺伝子改良で青い薔薇を作り出してます。でもこれもやっぱり紫に見えます…。
参考→サントリーフラワーズ@青いバラ「サントリーブルーローズアプローズ」

花言葉でも青いバラは「不可能」「ありえない出来事」などとされてきていましたが、いくつか青い薔薇とされるものが生まれてきたために、近年では「神の祝福」「奇跡」「願いが叶う」といったものが加わったりもしています。完璧な青い薔薇が流通したら、「不可能」の花言葉は完全に過去のものになるかもしれません。

サントリー以外でも、青森県の「地方独立行政法人青森県産業技術センター(旧グリーンバイオセンター)」も青い薔薇の開発を目指して特許も取得していたようです。ただ2009年の再編統合で施設も閉鎖されてしまったらしく、その後の動向も聞きません(?)
参考→Web東奥@連載[雇用 第7部 食産業への道]。2011/05/24の記事のアーカイブ。グリーンバイオセンターの青い薔薇のことにも触れている。

それ以外では、青いインクをスプレーしたり白薔薇に吸わせた(ニセモノの)真っ青な薔薇も出ています。これは繁華街の花屋などでも見かけますが、青以外に虹色に染めたものもあります。インクなので何でもアリ…。

また、サカタのタネのトルコ桔梗を薔薇の形に似せた青い薔薇(に見える桔梗)の「ロジーナ」なんてものもあります。現在は色々な色も増えて普通に流通しているそうですが、この逆転の発想が面白い。
参考→サカタのタネ@トルコギキョウコレクション


花ではありませんが、雑学ついでにもうひとつ。
資生堂のブランドで「ばら園」というシリーズがあり、薔薇の香りの香水からシャンプーボディローションなど色々な商品が出てますが、このシリーズでも、昔、青い薔薇をイメージした「ブルーローズ」という香水がありました。今は廃盤らしいけれど、ボトルは青っぽいすり硝子に薔薇の花が彫られてました。画像は私の私物です。香りは幾分渋めな薔薇の香りでした。

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