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意志、集中力、自己主張、上昇、陽気、力、寛大、軽蔑、嫉妬、充実感、エネルギッシュ、ポジティブ、太陽、好奇心、多産、快活、気まぐれ、我がまま、忍耐、創造力、食欲
オレンジ色にまつわるあれこれ

他の色相の色よりも手前にとび出して見える進出色であり、実際より大きく感じられる膨張色でもある。

波長が長く遠くまで届く色であることから、トンネルの照明などに使われる。

道路標識や工事作業員、消防士などの制服に使われるのも、これらの性質によるもの。

目立つことから転じて、脱走防止や見張りやすくするために、アメリカなどでは囚人の服にも使われている。

(アメリカでは)オレンジ色は自傷予防や危害への認識を促す色とされる。コーズリボンのオレンジ色にもその意味がある。(日本ではオレンジリボンというと児童虐待防止の方が一般的)
参考→
コーズリボン基金@リボンの色とその意味

一方でゴールデンゲートブリッジはオレンジ色をしているが自死の名所とも言われる。また日本でもオレンジ色は圧迫感のある色で憂鬱を助長するとも言われ、中央線の飛び込みが多発したのは快速の車体のオレンジ色のせいという都市伝説もあった。

オランダのナショナルカラー。

ヒンドゥー教の最も神聖な色であり、インドの国旗にも使われている。勇気と犠牲を示す。

キリスト教の7つの大罪ではオレンジ色は大食を意味する。

ギリシャ神話の争いの女神エリスが贈った「黄金のリンゴ」はオレンジのことという説がある。ギリシャではオレンジの木があちこちで見かけられ、オレンジの産地であることから。神話では一番美しい人へとのメッセージと共に贈られたその「黄金のリンゴ」が元で、三人の女神が争って、トロイア戦争にまで発展したとされる。

またギリシャ神話のゼウスは女神ヘラとの結婚の時にオレンジを贈ったとされる。そこからヨーロッパでは花嫁の髪にオレンジの花を飾る習慣が生まれた。オレンジの花言葉は「貞節」。ただし神話ではゼウスは浮気性であり、それ故にヘラは嫉妬の女神でもある。

そこからかオレンジ色には嫉妬の意味もある。

また実がたくさん成ることから、多産のシンボルとされる。

赤と共に食欲を誘う色であり、飲食店では好まれる。

割安感や低価格さを喚起させる。吉野家のロゴがオレンジ色なのも、上記の食欲と安さが売りのチェーン店だからかもしれない。

裏を返すと高級感とは程遠い色であり、(ファッションなどで)裏目に出ると、安っぽい色にもなりかねない。

オレンジ色と黒は10/31のハロウィンの色。
宝石と意味

カーネリアン:力強さ、好奇心、勇気、成功

サンストーン:勝利、情熱、エネルギー、傷をいやす

その他、マンダリンガーネット、オレンジサファイヤ