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金色にまつわるあれこれ

金色は文字通り、ゴールドの色を指し、そこから宝物、価値あるもの、お金などの意味を含む。黄金とも呼ぶ。また(時代劇用語では?)黄金色を山吹色と称し、小判(お宝)を山吹色のものとか言ったりもする。

Webや絵で表現する時は、濃い黄色や黄土色、それに近い色で代用されることが多い。

金属としての金は権力の象徴でもある。現代においても換金性のある財産として有用。一方で投機の対象。世界情勢、株や為替が不安定な時には買われたり売られたり。

金の名前がランクに使われる時には、銀と比較して金が最高のものを示す時もあれば、プラチナ(白銀)と比較して二番手のものを示すこともある。

黄金比は最も均斉のとれた形・割合を示す。上記ランクと同じく、白銀比というものもある。

中世では日本は黄金の国、ジパングと呼ばれた。マルコ・ポーロ「東方見聞録」にも記載がある。金山があって金を産出し、中尊寺金色堂など金箔を貼った寺院建物があったことから。

ゴールドは宝飾品でよく使われるが、特に日本では(18金)K18が多い。これは純金K24と比較すると金の割合が75%のもの。残りの25%に何を含むかで色も変わる。
一般的な金色のものは、銀や銅を混ぜている。また、パラジウムやニッケルなど白い金属を混ぜるとホワイトゴールド(K18WG)。ただしニッケルはアレルギーが出やすいので近年はあまり使われない。銅の割合を多くすると赤っぽくなりピンクゴールド(K18PG)になる。
割っている金属によって、もっと細かく青金や緑金などもある。イエローゴールドとただのゴールドを分けている店もたまにある。その場合、イエローの方が薄く白っぽい。

近年は地金相場が高騰しているので、更に混ぜ物を多くした10金(K10)も出回っている。しかし不純物が多いと錆びたり変色しやすい。(その場合、メッキがけしてもらうとほぼ元の色に戻る)

アジア圏では24Kが多い。K22もある。これらはK18より濃い色。純度が高いほど柔らかいため傷もつきやすい。
アメリカ圏はK14が多い。新品・アンティーク共に宝飾品の他、ドレスウォッチなどでもよく見かける。古いものではK9もあり。

ゴールドにはいずれも刻印が入っているが偽造すると犯罪。K18・18Kで18金を指す。Kが後の18Kは海外で多い刻印。また75%であることから「750」と数字が打たれていることもある。
ただしこれ以外に記号が付く時は注意。K18GPは金メッキ、K18GFは金張り(時計に多い)を示す。
参考→
造幣局@貴金属製品の品位区分と証明記号
宝石と意味

ゴールデンサファイア:積極性、金運、支配

インペリアルトパーズ(ゴールデントパーズ):支配、富

ルチルクォーツ:金運(金の針が入っていることから、金が入る→お金が入るに)

シトリン:友情、金運