色、いろいろ - 色彩心理学からファッション、調査・分析、雑学まで、色の意味や分類・使われかたなど、色にまつわるいろいろなこと。

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2015年9月6日
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色型人間と形型人間


物を選ぶ時には、色にこだわりますか?それとも形にこだわりますか?

たとえば洋服や身に着けるものを選ぶ時。気に入ったデザインのものを色違いで買う人もいれば、いつも青系の服ばかりとか、ピンクばかりとか好きな色ばかり集めてしまう人もいるでしょう。

「スタイル良く・格好良く見せたい」と思って選ぶ時でも、体型を綺麗に見せてくれるデザインを取るか、顔写りのいい色を取るかの違いがあったりします。実際は両方を兼ね備えつつ値段も安いのが一番ですが。

一方で、身につけるものは色を気にするけれど、包丁は形を優先するとか、実際に何かを選択するシーンでは、他人の目やら使用目的によって優先順位が変わることも多いでしょう。

同じ家の中にあるものでも、テレビだったら大きさや薄さなど形(機能)を重視するでしょうが、家具の場合は機能よりも部屋との調和を意識して色を重視する、なんて場合もあります。

そんなわけで「色」と「形」では、必ずいつもどちらかを選ぶとは言い難い面もありますが、下の画像を見て、左側の図と右側の図のどちらが近いかで色型人間と形型人間の傾向が分かります。



色に注目した人は、色型人間。形に注目した人は、形型人間。「色彩とパーソナリティ」によると、こんなことが分かるんだとか。

 どちらを選ぶかで、精神の発達程度が測れるとする説。
幼い子ほど色に注目し、成長すると形にも目が行くようになる。色に惹かれる人は幼いってこと?

 どちらを選ぶかは、性格素質に関係があるという説。
こちらはショルやルッソが主張したものだそうで、上の発達程度の説とは対立していて、年齢は関係ないそう。そしてこれによると、次のように性格素質が分けられます。

   色型人間・明るく社交的「躁鬱室性格者」
   形型人間・無口で非社交的な「分裂質性格者」

そして色に注目する人は全体の印象を追う知覚範囲が広い人で、形に惹かれる人は部分を追う傾向が強い。

まあ、躁鬱か分裂気質かと言われるとどちらも嫌な感じがしますが、実際の病気がどうのではなくて大雑把な傾向ということです。勿論、実際の実験はもう少し複雑なものなので、明るいか無口かも上の図形の見比べだけで判断するのは乱暴かなと。


男女の性差では、色で選ぶのは女性的、形で選ぶのは男性的、なんて話もあります。女性の方が見える色の幅は大きく、男性の方が見た目よりも数値上のスペックに惹かれるとかいう話もありますから、女性は色にこだわりやすく、男性は色より形=機能にこだわる傾向があるのかな。

それに加えて個人的には、男性の方が何かと選べる色の制限があるから形にこだわるしかないのでは、なんて思ったりもします。女性はピンクも水色も選べるけど、男性はピンクを選びづらい、なんて前提です。

とはいっても私の場合、一番最初の写真(私物です)の通り、アクセサリーなんかだと完全に形で選んでますから、男性的ということになってしまうのでしょうか。丸よりもスクエアっぽいデザインが大好き。それでついつい似たものばかり。傍から見たら、また同じような印象のものばかり買って…となることでしょう。

でもこれも見方を変えたら、金色が少ないね、プラチナやホワイトゴールドの銀色ばかり、とも言えるかも。実際、肌に乗せるとゴールドは浮いてしまうので、プラチナとホワイトゴールドが好きで銀色のアクセサリーばかりだったりします。こちらを重視したら私は色型の人間で、女性的になるのかな?

と、まあこんな風に、実際はどちらとも取れたりするのかもしれません。ですが何かを選ぶ時に、自分は色と形のどちらを優先しているか意識してみると、隠れた自分の傾向が分かるかも?

2015年8月30日
から Better Colors
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蚊に好かれる色


虫の中で一番、人間に嫌われているのは、蚊とゴ○ブリのどちらでしょうか。その他にも虫と言ったらハエとかハチとか毛虫とかいろいろいますが、出てくる場所が限られているせいか、それほど神経質に嫌いと言っている人はあまり見かけません。

私個人的には、字を見るのも嫌と思わず伏字にしてしまうくらい不快なのはゴキ○リですが、夏にしか出てこないけど、刺すし・かゆいし・腫れるし・プーンと飛ぶ音が不快だし…という理由で蚊も嫌いです。家族や友達と比較しても、やたらと刺されやすいのも嫌いな理由のひとつ。勿論、今年も刺されまくりました!最高は一度に七ヶ所。夏はムヒを持ち歩いてます。

今年は予防されていたのか大きなニュースはありませんでしたが、去年はデングウイルスを媒介する蚊も話題になってました。かゆいだけでなくデング熱も発症するとかで、この蚊は東南アジアなんかではよくいる種類らしいです。それ以外でも蚊は、いろいろな病原菌を媒介するとか。かゆいだけでない厄介な存在です。

そんなわけでもう涼しくなって秋になりつつありますが、蚊にモテモテの私が、蚊に好かれる条件と色を調べてきました。

 蚊に刺されやすい条件って?


血液型とか甘党とかアルコールを飲んでいるとか、刺されやすい条件で上がるのをよく聞きます。

 O型
 甘党、もしくはアルコールを飲んでいる
 体温が高い
 汗をかきやすい
 臭い人
 太っている

この辺がよく言われる条件でしょうか。ですが私、暑いのは苦手ですが甘党以外は当てはまってません。臭い人も当てはまって…ないと…信じたい…。

ついでに実体験として、夏に田舎の親戚のところへ行った時など、おじさんたちはランニングにトランクスみたいな露出の多い格好で昼間からお酒を飲んでそのままお墓参りに行ってたりしますが…(おいおい)、ズボンに長袖で帽子を被り首にタオルを巻いて虫よけスプレーをかけまくりで完全防御の怪しすぎる格好の私の方が蚊に刺されまくったなんてのも毎年のあるあるネタになってます。

つまり、
 露出の多さは関係がない(蚊を通さないほど着込んでいればその限りではない?)
 アルコールはあまり関係がない
のではという推測が成り立ちます。

まあ実際、アルコールを飲んでいると刺されやすいの根拠は、蚊は二酸化炭素に反応するからだそうで。お酒を飲んでいる人はアルコールを分解するために二酸化炭素を多く排出しているらしく、その息で獲物発見!となるようです。ですがそれよりも私の方が刺されるってことは、私は普段から二酸化炭素を吐きまくっているんでしょうか…。

体温が高い・汗をかいているというのも、それらを蚊が察知して獲物を見つけるから。太っている人は、痩せている人よりも表面積の露出が大きいのと体温や汗をかきやすいなどの理由があるため条件に挙がっているわけです。

上の実体験で言うと、お酒を飲んでいる人の方が体温は上がっている気がしますし、汗をかきやすいのも飲んでいる人の方ではないかと。でも冷房ガンガンかけてアイス食べていても刺される私。

匂いに関しては、これらも臭いで獲物を認識するので体臭のある人の方が刺されやすいとか。天然の(?)臭いだけでなくて香水などにも反応するんだそうです。虫よけのスプレーを作ったはずがかえって虫が寄ってきた、なんてこともあるそうな。殺虫成分があれば退治できますが。でも香水プンプンの人よりやっぱり刺されやすいよ!

残りの条件としては、甘党がありますが、私より甘党でコーヒーにはお砂糖たっぷり、おまんじゅうやケーキが大好きな友達よりも、やっぱり私の方が刺されまくりです。同じ場所にいても私だけ蚊を引き寄せてます。彼女はちなみにO型です。

それじゃあもしかして、
 避ける人の元に寄ってくる?

なんて最後には被害妄想も入ったり。煙は避けていると寄ってくるなんて言いますが、蚊もそうなんでしょうか?

 蚊が好む生態環境って?


実は上の刺されやすい条件以前に、蚊が好む環境というのがあります。水があって薄暗いところで生まれ育った蚊のうち人を刺すのはメスの蚊だそう。産卵のための栄養補給で血を求めてやってくるんだとか。ふーん、ママだと思うと許せ…るわけないよね!

このママ蚊はいつもは薄暗い物影や壁際で休んでいます。そして獲物を見つけると寄って来てチクリと刺して血を吸っていくわけです。敵に見つかりにくい場所=暗いところが好き。

服装だと、など暗めの色が好かれやすい。白より黒い服の方が蚊が寄ってきたという実験結果もあるそうな。なので夏場に黒いスカートなんかを履いていると隠れ場所+獲物がいると寄ってきます。スカートの下に入り込まれた時はもう地獄です。

スーツや制服の定番ファッションも、大体、上は白など明るい色のシャツで下は黒とか紺とか暗い色が多いので、足元を狙われないよう注意しましょう!

また上で挙げた露出の多い田舎のおじさんは、白いランニングと薄い色の短パンとかトランクスだったりして、蚊からしたら好きじゃない色なのもあるのかも!

つまりは一生懸命に着込んでいても黒はいけません。来年からは明るい色の上下で防御しよう!

 まとめ


そんなわけで、蚊に刺されやすいとされる条件はいくつかありますが、相手が虫だけに原理は分かりやすく、蚊から「獲物として察知されやすい」何かを発しているというのが大体の根拠です。

とはいっても実体験からすると必ずしも「これだ!」と断言できる特定要素は見つかりませんでした。複合的なものとか、もしかしたら蚊にモテやすいフェロモンなんかもあるのかもしれません。

一方で蚊が好む環境や色は生態から分かっています。それは暗い場所、物影、黒色。

最近はその辺の性質を利用した空間や壁に吹きかけるスプレー式の虫よけも人気のようです。「蚊がいなくなるスプレー」などの商品名で出てていますが、先に殺虫成分を吹き付けておくことで、寄ってきた蚊が触れた時に退治できるという原理です。こちらは昔ながらの蚊取り線香やコンセント式の殺虫剤より効果があるという話もあって、ドラッグストアでも特設コーナーができてました。虫よけの業界も進歩しています。

蚊の方も人間と共存するため、刺しても病気を媒介しない、かゆくならない腫れないように進化しないものでしょうか。それでも「好き」にはなれないけど…。

2013年9月13日
から Better Colors
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薔薇色は何色?


人生や未来が薔薇色と言ったら、希望や幸せに満ちていること、何の問題もなく満足し切った状態を指すけれど、では薔薇色とは具体的にどんな色でしょう?

植物の薔薇は色々な色があります。原種のオールドローズは白・ピンクなどの花、近代になっては濃い赤から、ピンク、オレンジ、紫、白、黄色、多色のものなど、交配が進んで限りないくらい。また赤と言っても品種によっても違っていますし、不可能とされた青い薔薇も、自然交配や遺伝子改良で作り出されています。

このように薔薇色と言っても数限りない色があるけれど、日本においてはJIS規格で薔薇色はあざやかな赤と決まっています。
参考→日本工業標準調査会@データベース検索@JIS規格詳細表示。規格番号「JISZ8102」規格名称「物体色の色名」で検索。20P目の付表1「慣用色名」

ただし上の規格はピンク色がなく、赤系は全て「○○な赤」と赤のバリエーションで表現しています。そのため実際に人がイメージする時に思い浮かべるであろう「薔薇色」とはズレがあります。インターネットで検索してみると一般的な「薔薇色」は淡いピンクもしくはコーラルピンクが多いようです。

英語では「薔薇色」は、ラテン語のローザを語源として、ピンク系の色を指しています。鉱物名でも、ピンク色の石を指して「ローズクォーツ Rosequartz」和名「紅水晶」、「ロードナイト」和名「薔薇輝石」、「インカローズ・ロードクロサイト」和名「菱マンガン鉱」、などと呼びます。

頬が赤く染まることも英語では「Rosy」と表現します。ですが日本語では頬が「赤い」から「赤」。ローズクォーツも和名は「紅」が付くように、JISの薔薇色の定義に限らず、日本語では元々赤の範囲が広いと言えます。(もしくは英語はピンクの範囲が広いとも言えるかもしれません)

以下は推測になりますが、フランスの場合、シャンソンエディット・ピアフの「薔薇色の生活 La Vie en rose」という曲のジャケットやポスターなどを調べると、赤やピンクの色が使われています。このことからフランスでも薔薇色は赤かピンクと推測されます。

それ以外の全ての国は調べていないですが、いくつかの国の言語のインターネットの検索結果でも大体似たような色を示しているようです。

つまり、幸せな人生・希望に満ちた未来は、日本では鮮やかな赤色と規格で決められているけれど、実際は淡い赤からピンク色。他国も大体同じような色が多いということになる、と。

あなたの「薔薇色の人生」は何色でしょうか?